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2012年10月12日金曜日

スプラリミナルとサブリミナル

サブリミナルという言葉を聞いたことはあると思いますが、スプラリミナルという言葉はあまり聞きなれていないと思います。簡単に説明しますと、サブリミナルとは、映画の映像に20コマのうちのひとコマに例えばコーラを飲む映像を入れておきます。そうすると、映画が終わった後、すごくコーラが飲みたくなってくるといった感情が芽生えることです。ひとコマは一瞬であるため、映画を見ているときには全くわかりませんが、潜在意識にインプットされるからです。現在の心理学においては、サブリミナルは「マイナス」イメージに作用します。
これに対してスプラリミナルは「プラス」イメージに作用します。認識がないサブリミナルに対してスプラリミナルはその事実をハッキリと認識しているという点が異なります。例えば、仕事をしているとき、同じ場所にテレビが映っていて、たまたま、中華料理の特番でおいしい酢豚の作り方を放映していたとしましょう。仕事に集中しているため、テレビはみておりません。休憩がてらに、顔をテレビのほうに向けて、「なんだ、酢豚か」といった程度の認識しかしてなく、すぐに仕事に戻ったとしましょう。この時、酢豚のことはコロっと頭から消えています。ところが、仕事が終わり、お腹が空いたので何か食べようと考えたときには、なぜか酢豚がむしょうに食べたくなっているのです。これがスプラリミナル効果です。どうです、あなたも知らないうちに同じような体験をしたことはないですか。一度自分自身を振り返って見て、同じ様な体験があったかどうか調べてみては如何でしょうか。

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