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2012年10月4日木曜日

セルフ・モニタリング

セルフ・モニタリングとは、自分自身の姿をいつもモニターで客観的に見るような方法で自己制御している人を示します。
相手によって、言動や行動がコロコロ変わるコロッケ男、コロッケ女。彼ら、彼女らは、節操がない人間と思われがちですが、こういった人は、今自分が誰と一緒で、どのように対処したらよいかということを、客観的にとらえて判断を行います。つまり、自分の要求や考えを優先して対処するのではなく、常に相手の主張を優先的に考えながら、自分と相手との関係における自分自身の立場を第一に考える人なのです。いわゆる八方美人的なタイプといえます。心理学では、このような人たちを「セルフ・モニタリング能力が高い人」といいます。また、みんなから好かれているように見えるけど、何を考えているのかサッパリわからない人、理解ができない人間だと思われています。でも、こういった人にも長所があります。他人が悲しんでいる時には自分も悲しんでいるようにみせるテクニックを持ち合わせていることです。
どちらかというと、人間味の欠けた人に思われますが、それでもまわりの人たちに協調して行動をとる姿には一種の尊敬の評価を与えたいと思います。

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