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2012年10月7日日曜日

ライクとラブ

女性にとって、愛情と好意は違う感情であるということを知っていますか。心理学も同様に愛情と好意は別の感情であると定義されています。好意は友人に対する敬意および自分との類似性が基礎となっています。恋人に対する恋愛感情には、好意と異なる三つの心理特徴があります。一つ目は、相手に対して親和的、相互依存的な欲求を持つことです。親しみやすくて、頼りにしたいといったところです。二つ目は、援助要求や慈愛の気持ちを持ち、献身的になることです。母性本能をくすぐるような相手になんとかしてあげたいという強い願望ややさしさにあたります。三つ目は、排他的欲求があらわれます。つまり、二人だけの誰にも侵されない世界をいつまでも続けていきたいという強い欲求が現れます。おもしろいことに、恋愛と好意の相関関係は、女性よりも男性のほうがより近くに感じているようです。つまり、女性は、恋愛と好意をキッパリと分類しているのに対して、男性のほうは、恋愛と好意のボーダーラインがいまひとつ曖昧な状態であるためこのような中途半端な状況に陥るのです。例えば、女性は二人の記念日などの特別な日はよく覚えています。恋愛と好意の分類すべき分岐点というものを明確にしているため恋愛はよりドラマチックな感動的な状況であってほしいと考えています。こういう理由から恋愛に対してはすごく意識のレベルが高くなっているので決して忘れることはありません。ところが悲しいことではありますが、男性はというと、好意の延長線上にあるのが恋愛と考えているために恋愛日というものがかなり曖昧になっており、意識レベルが低く、そういった理由からハッキリとは覚えてはいられないのです。
もしあなたが女性であるなら、特別な日を覚えていない男性には愛情がないとは考えないでください。決してそうではなく、愛に対する明確な切り分け方が下手なだけであるので大目に見てやってください。

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