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2012年12月7日金曜日

感情を揺さぶる方法

人の感情を揺さぶるにはどのように対処すればよいのでしょうか。それは、相手の心に強い印象を植え付けることができればよいのです。では、どのような方法で相手に接すればよいかと言うと、いろいろな方法が考えられます。簡単なところから始めようとすると、イメージチェンジから始めると良いと思います。例えば、普段は紺色のリクルートスーツを着こなしている人なら、ギンガムチェックの入った明るい色系のスーツとか白系統のスーツとか、普段着ないようなスーツを着ることで注目を集めることです。
また、お祝い事や不幸な出来事の場合(冠婚葬祭)でも相手の心に印象ずけることができます。冠婚葬祭は当人にとってはとても重大な行事であるので、記憶に鮮明に残ります。まわりの人が想っている以上に心に刻み込まれるからです。相手の気持ちに共感できるということは人と人との関係において重要なポイントです。そして、その時の出来事はいつまでも記憶に残ります。冠婚葬祭に出席してくれた人がどれだけ自分を思いやってくれているかといった印象が、その後には信頼へと変わっていくのです。これは、相手の感情を揺さぶることができたということです。
友人、会社、取引先関係の人の冠婚葬祭があれば、自ら進んで出席するほうが良いでしょう。なぜなら、そのイベントによって人間関係をより深めることができるからです。

2012年12月6日木曜日

インフォーマル・グループ

仕事を終わってからの飲み会などで、会社で仕事をしているときはまじめで仕事熱心な人だと思っていたのに、本当はいいかげんなでだらしない人だといったような意外な発見をした経験はありませんか。
人は仕事のようにフォーマル(公式的)な関係では失敗をしないように自己抑制を行います。また、対面する人に対してはいつも緊張しながら身構えています。しかし、仕事の現場から離れてしまうと、相手が身内だと思えばリラックスして本来の自分を出してつき合えるのです。社会心理学では、このように身内の人間と感じる人との関係を「インフォーマル(非公式的)な関係」といいます。このインフォーマルな関係ではお互いの感情がつき合いの中心になってきます。そして、このインフォーマルなつき合いのなかで親しくなったり、好意を抱いたりするのです。人は感情の動物でありますから、このようなインフォーマルな関係は重要です。
会社は組織というものであり、業務上の命令系統で確立されています。一方、インフォーマル・グループというもうひとつの人間関係があります。そして、時にはこのインフォーマル・グループというものが業務上の命令系統に影響を与えることもありえるのです。

2012年12月5日水曜日

非類似嫌悪の法則

自分の意見と違う人を嫌いになるという非類似性嫌悪の法則について述べたいと思います。
通常、意見が違うだけで人を嫌悪するのでしょうか。いいえ、意見が違うだけで人を嫌いになることはないと思います。
しかし、相手が異なった意見を言うだけでなく、あなたの意見を批判して、それは間違いであると何度も繰り返し反論をされた場合はどうでしょうか。そうなってくると、イライラしたり、腹がたってきます。一度の反論はよいとしても、何回も批判され続ければ、強い怒気さえ沸きあがってきます。そうなれば、そんな反論をする人を好きにはなれるわけありません。反対に憎悪の感情さえ覚えるくらいになります。なぜならそれは、自分の意見が反対され、否定されることによって、自分の評価を否定されたように感じるからです。人は自分を肯定することで自信をもつことができますが、反対に否定されれば反対意見をもつ相手に強く反発して嫌悪感をもつようになるのです。人からの批判は自己否定されたと感じ、自己嫌悪に陥るか、相手に反発して嫌悪を抱くかのどちらかです。
相手への嫌悪は自己否定に対してそれを心理的に取り戻すための反発心です。そしてそれは、自己を守るための一種の防衛反応といってもよいでしょう。

2012年12月4日火曜日

態度の類似性

人と親密な関係になるにはどうしたら良いでしょうか。
心理学では、自分と同じ態度をもっている人には好意を感じるとしています。「態度の類似性」が好意を発生させるというのです。ここでいう態度とは、社会的事象に対する自分の好みや方向性を指します。例えば、プロ野球チームに対する態度とか、政治政党に対する態度とかをいいます。
では、どうして自分と同じ態度をもっている相手に対して好意を生じるのでしょうか。それは、同じ態度の人からは、強い支持や共感、是認が得られるからほかありません。
私たちは日常的にいろいろな事象に関して自分の意見や判断をもっていますが、はたして自分が考えている意見や判断が常に正しいかどうかを判断してみたいものです。確認できていなければ、それが不安となり、心配となって自信を失っていくからです。物理的なことなら、実際にそれを行えば答えがわかりますが、社会的事象に関する意見や判断は物理的に証明できないのです。だから、他の人たちの支持や共感、是認といった物理的な賛同によって自分の正しさを確認し、証明したいのです。このようにして自分の意見が認められると自己全体に肯定感、満足感が生まれて自尊心が満たされるのです。この感情は充実感にあふれてとても快適なのです。
人はそのように快適にしてくれる人とは一緒にいたくなるのです。そしてそこから好意が生まれてくるのです。
「あの人とはなんでもうまが合う」というくらいになれば、かなり親密度が増したことになります。

2012年12月3日月曜日

腕組と足組

足や腕を組む動作は、身体を包み込むようにして自分を守ろうとする防御的なサインです。つまり、自分を外の世界から防御して外からの刺激を拒絶するという心理的姿勢が身体に表出したものです。
例えば、こちらが話しをしているときに、相手が腕組をしたり、足組をしたりする行動をされたなら、話しているこちらは、あまり気分がいいものではありません。せっかく親身になって話をしているときに、このような動作をされては、たまったもんではありません。足や腕を組んでいる本人には、自覚はなくとも、身体で拒否反応を起こしているので、少なくともこちらの話を聞き流そうとしています。これでは、いままで作り上げてきた人間関係をこわすことになりかねません。
また、腕組と足組の違いですが、腕組は「断固拒否」というサインであり、足組は「他の人はそうであっても自分は拒否する」という少し軽めの拒否サインです。
これから、腕組足組をするときは、相手と話しをしているときにはしないでください。自宅やホテルのロビーなど本人がくつろいでゆったりしているときにしてください。

2012年12月2日日曜日

心理的報酬

社会生活では日常的に心理的・物質的交換を行っています。例えば恋人関係においては、プレゼントという物質を介して厳密に交換を要求しあっているのです。そして、こちらの交換要求に応じてくれる人と付き合い、応じてくれない人とは付き合いません。また、より良い交換をしてくれる、つまり心理的報酬を与えてくれる人を選ぶのです。そして、その人に好意を持つのです。
会社と社員の関係は、仕事とお金の交換です。働く人は仕事の対価としてお金をもらいます。会社は対価を支払って仕事をして貰うのです。IT産業の最先端の技術を持った人を幹部として向かえる会社は、技術情報と地位の交換を考えるのです。
このように、人によって求める報酬は異なりますが、これは、その人が何を重視しているかということです。地位や名誉を心理的報酬として喜ぶ人もいますが、愛情を重視している人もいます。
何よりも、人間関係を円滑にするためには相手が何を求めているかを知ることが重要なことです。そして、それを用意することにより、こちらの要求もかなえられるということになります。

2012年12月1日土曜日

自己肯定感

人間性の心理学を唱えている心理学者ロジャースは、人は自分自身の成長要求に基ずいて自己実現していくときに、もっとも人間らしく生きることができると言っています。そして、そのような自己実現欲求は本来だれもが持っているもので、条件さえ整うことできるなら自己成長していけるものです。その条件にもっとも重要なポイントが自己肯定感です。つまり、自分自身に対する自身、欠点を含め自分を受け入れることです。自己肯定感を支えているものは、安定した好意的人間関係です。支持、肯定、賞賛されてはじめて、自己肯定感が得られるものです。批判や命令ばかりでは自己肯定感は生まれません。
人は肯定的に評価されると自信が生まれ、不安が解消されます。特に自分が信頼している人や尊敬している人に認められると更に効果は倍化します。本来持っている自己成長欲求、自己実現欲求が働き、主体性と自立性をもって積極的に行動を起こそうとします。
あなたも自己成長したいと考えているなら、ぜひ、この自己肯定感をぜひ持つように努力して下さい。