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2013年2月22日金曜日

燃え尽き症候群

人は人生において大きな目標、願望を持ちます。そして、その目標、願望が大きければ大きいほど必死になり目標に向って走り続けます。そして、その目標、願望を成し遂げたあとには、一時虚脱状態に陥ることがあります。しかし、この虚脱状態が長い期間続くことになると、いろいろなところで支障をきたすことになります。何をするにつけても興味がわかなくなったり、中途半端な状況で終わったり、気力が萎えてしまい、何ごともやる気が起こらなくなってしまうといった無気力状態になってしまうのです。このような状態を「燃え尽き症候群」と呼んでいます。性格的に几帳面な人や、何事にも手を抜けないタイプの人が陥りやすいと言われています。眼前に高い目標があり、その高い目標を目指して一心不乱に前進していくため、心にゆとりのないままに突っ走ってしまうので心身ともに疲れ果てて燃え尽きてしまうのです。ビジネス社会では、このような燃え尽き症候群に陥るケースがよく見受けられます。何事につけても一生懸命になりすぎるタイプの人はこのような燃え尽き症候群になる可能性は高いと推測します。人はやはり心にゆとりをもって物事に対処できるようになりたいものです。

2013年2月20日水曜日

情報の過剰負荷

現代社会を生きる私たちは、様々な情報に取り巻かれています。テレビ、ラジオ、新聞、インターネットなどから得られる情報のほか、至るところから情報を取得しているのです。このように、情報の取得量が多すぎて、情報の整理整頓ができていない状況を「情報の過剰負荷」といいます。これらの情報を順次処理していくには、相当な時間とエネルギーが必要となってきます。これによって、仕事、家庭、趣味などに費やす時間が余裕をもって持てなくなり、少しづつストレスが重なってくるのです。また、ストレスが高じることで心身症といった精神の病まで発症することにもなります。
社会心理学者のミルグラハムは「情報の過剰負荷」に陥った場合、人はどのように対処するかを述べています。
まず、様々な情報の刺激に対する時間を短くします。そして、必要でないと思われる刺激は無視するようになるのです。つまり、過剰情報からの脱却を目指すのです。
次に、責任を他人に転嫁しようとします。例えば、具合の悪い人を見かけても、自分には責任がないから、知らぬ存ぜぬをきめこんでしまうようになります。つまり、人との係わりを避ける事で情報量を軽減しようと試みるのです。
やはり、人は心にゆとりを持って生きたいという心理的な欲求があるため、自然と過剰負荷の状態から逃避するよな行動をとれるものなのでしょう。

2013年2月18日月曜日

依頼の心理効果

人に頼みごとをする、されるという人間関係は個人的にはマイナスの効果をもたらすように思えますが、二人の関係で考えるとマイナスよりも、むしろプラスの効果をもつと考えられます。
まず、依頼された方の心理を考えてみると、依頼されたこと自体、自分の時間を割かれてしまい、心労もついてきますのでマイナスとなります。これは当然の結果といってもよいでしょう。しかしながら、見方を変えてみると、私たちは信頼しているからこそ依頼ができるのであって、信頼できない人には決して依頼などはしないものです。こういった人間関係の重厚性があるから、人から依頼されるということイコール依頼者に信頼・信用されているということの証明になるのです。
人から信頼されているかの判断はなかなか難しいものです。これといって確証があるわけでもありません。形式上に信頼していますといわれても、たいして確信はできないものです。そのような人間関係のなかで確かな確証をもてるのが、人からの頼みごとを依頼されたときでしょう。それは、仕事上の依頼でもひとつの確証になりますが、プライベートな頼みごとになってきますと、より確かなものになります。それは、仕事を超えて人間としての信頼の確証を得ることになるからです。

2013年2月16日土曜日

心理バリヤー

社長室、役員室という名のつく部屋で相手と交渉するケースがあったときには、相手の心理バリヤーをいかにうまく利用するかしないかで差がつくことがあります。
部屋に入るとデスクの向こうに社長がドッカリと座ってこちらを見下ろしています。この場合、社長のデスクは心理バリヤーになっています。地位が高い人ほど、大きなデスクで素材も重厚な机です。椅子のクッションも柔らかくて座りごこちもいうことありません。両脇には美しい皮の肘掛を施し、深々と身体を沈めてこちらを一瞥します。さすがにデスクと椅子が占める面積は地位に比例して広くなっているのでしょう。つまり、それだけ心理バリヤーが大きいわけです。このような人と交渉や説得に臨む場合には、相手の席まで呼ばれたのだから、きっとうまく交渉が成功するであろうという考えは捨てたほうが身のためです。なぜなら、相手の席というものは、その人のなわばりですから、そのなわばりに一歩でも踏み込むものなら、こちらが相手のペースにひきづられる危険性の方がより高くなるからです。そのうえ、相手が自分より年長となればさらに心理的にも不利になります。しかも、相手のデスクは広くてバリヤーも大きく、デスクを挟んで対峙しては、あまりにも遠く感じられるので、こちらの感情が伝わらなくなるからです。もし、相手が交渉で不利になったときには、すかさず、デスクを心理的バリアーにされてしまうからです。そこで、このような交渉・説得を始めるには、デスクを挟んで真正面の位置を取らないように心がけることです。できれば、左右のどちらかの方へ移動して相手の心理バリアーがない横の位置へ行くことができればベストです。しかし、勝手にそんなことをして相手に近づくと、相手は自分のなわばりを侵されたと思い気分を害することがあるので注意が必要です。例えば、左右に移動するにあたり、飾り付けの絵画や花瓶を褒めるような言葉を言ってそちらに近づき、興味をそちらの方向へ向けてからベストポジションをとるような行動ができれば自然な動きと解釈され、気分を害することなく、相手の心理バリアーを防ぐことができると思います。

2013年2月14日木曜日

しぐさで拒否を伝えるテクニック

世の仲には人間関係というものが存在していますが、友好的な相手であってもお断りの返事をしたい場合もあります。そして人間関係を壊さずに拒否を伝えることが簡単にできればそれに越したことはありません。
例えば、ビジネスのあるシーンにおいて「これからもよろしくお願いしたいのですが、今回はとりあえず見送りということにさせていただきたいのですが、お願いできないでしょうか。」とか、「弊社としても、この不況下において頑張らせて頂きましたが、わたくしの力及ばず、これ以上の値引きは無理かと存じます。」などと断るのが無難です。また、これらの言葉を口にする前段階に相手にしぐさで「おそらく、断られるな」という意識にもっていけることができれば効果的です。そもそも、人というのは前もって予防線を張ることで、突然の断りを入れるよりも受け入れやすくなるからです。それでは拒否のしぐさとはどのようにすれば良いか説明します。まず、視線を合わせないようにすることがひとつ。そして、できるだけ相手と距離をとるようにすることがひとつ。そして最後に、腕を組むなどして相手の話には決してうなづがないようにすれば、相手の意識に「お断りを伝えたいのですが、言い出しにくいな」という気持ちが伝わります。お断りを伝えるときの注意点ですが、まず、相手との話が途切れたときに「今回は残念ですが」と切り出すことができればいいです。そして、表現はやわらく、丁寧に、しかも、断る姿勢はきっぱりと言い放つことです。

2013年2月12日火曜日

さりげないしぐさの効果

身体的なタッチ(接触行動)は愛情表現やセックスの欲望表現を表します。そこで登場してくるのは、さりげなく、タッチを行うことによって相手に好印象を与えるタッチの方法です。それではどのようにすればさりげなくタッチができるのでしょうか。これは、感情をコントロールをして行うタッチのことを言います。感情をコントロールするこいうことは、愛情表現をもって相手に接することではなく、相手の状況に合わせること。つまり、接触行動を起こすという意識を消去することから始めることです。これはどういったことかというと、人は自己の欲望から相手に接触したいという願望があり、それが行動となってタッチという結果になります。これとは違った意識をもって相手にタッチするということなのです。例えば、机から鉛筆が落ちそうになったとにには、自然と手が落ちそうになった鉛筆をひろいにいこうとします。こういった自然と行える行動に近い行動を指します。つまり、さりげないしぐさのタッチという行動は、タッチしようという意識を消去したタッチといいかえても良いでしょう。
例えば、恋愛中の男女の場合、男性は女性に対して手をつなぎたがります。女性は男性に対して腕を組みたがります。これらはお互いにさりげないしぐさで要求しあっているのです。この場合、好印象を与えるしぐさは、男性なら腕を組やすく、さりげなく腕を広げることです。女性ならさりげなく手を差し出してあげることです。

2013年2月10日日曜日

親密度の互恵性

初対面の人と交渉したとしても、二度、三度と交渉を重ねていくうち、少しぐらい親しげに振舞っても不自然な行動とはいいきれません。だれでも回数を重ねると、ドンドンと親密さが増していくことになり、自然と打ち解けて、十年来の友達みたいな雰囲気になっていくからです。そういったときに、しぐさを大げさにしたり、相手の名前を何度も呼んだりしてみせることも効果があります。実際の親密度よりワンランク上の親しさを身振りで表すことで、相手をリードしてこちらのペースに引き込むのです。こういった行動をとることは、最初は相手にも戸惑いの感が見受けられますが、そのうち、打ち解けてきて、自分と相手はこんなにも親しかったのだと自分自身を納得させてしまうからです。自分が親しく振舞えば振舞うほど、その親しみは相手に伝染してしまいます。そして、自然と相手も同じくらいの親しみを返してくるようになるのです。
人は心理的に異なったレベルの親密度で長い間つき合うのは難しいものなのです。ですから、こちらの親密度に相手があわせて来るのです。そして、さりげなく相手に触れるというタッチングをなにげなく自然にできれば、より効果が増大します。そして、なにより相手が警戒心を解いて安心感をもってもらえることができればしめたものです。
人は自分に親しみを示してくれた人に対しては同じように親しみをもって返すものです。相手を自分の味方にしたいのなら自分から進んで親しく接して親密度の互恵性の効果に期待してみてはいかがでしょうか。