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2013年1月11日金曜日

リーダーの条件

会議でリーダーシップがあると見られるためにすべき条件が三つあることをご存知でしょうか。会社で上司をしている人には多分おわかりであろうと思いますが今一度お考えてください。
会議の際には最低でも一度は発言をし、すぐれた意見を述べるというようなことではありません。
会議では大きな声で出して発言を行い、わかりやすく詳細にまとめた言葉で伝えることでもありません。
会議の進行を議長ではなく、自分が誘導しながら行うことでもありません。
会議は実力を示す絶好の機会とはいえ、発言のための発言ではあまり効果がないので次の点に注意しながらアピールすると良いでしょう。
第一に、話し合いの方向づけをすることが大切です。適切なタイミングで話をまとめたりして、議事の方向づけに気をくばるようにすることです。「これまでの意見をまとめるとこうこうこうですね。」とか、「それでは、このようにしてみてはどうでしょうか。」というような発言をするのです。要するに、自分で会議を引っ張ろうとせずに、全体の意見や方向を見極めて、まとめ役になるのです。
第二に、他の参加者が考えつきそうにはないすぐれもののアイデアを数多く提案することを心がけてください。会議というものはアイデアを中心に進展していくことになるからです。
第三に、他の参加者に対して信頼感や好印象を与えるように振舞ってください。例えば会議前には人より早く会議の席に座って待っているといったような行動を心がけることが重要なことです。
すぐれた上司なら、見ていないようでも見ていますよ。これらの行動観察も心理学のなかのひとつであります。

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