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2013年1月25日金曜日

スティンザー効果

「スティンザー効果」とは、ある発言のすぐあとに発言をする人は、その発言に対する反対者であることが多いというものです。例えば、会議の席でよく使われる方法として、まず最初に会議の始まる前に根回をします。自分の意見を通したいなら、自分と同じ意見の持ち主に、事前打ち合わせをするのです。「自分が発言するので、その発言の後に、賛成の意見を言ってくれないか。」というようにしておけば、無用な反対意見が出てきたとしても効果はあります。
また、逆効果を狙うこともあって、自分の意見直後に賛成意見をいってもらうことで、予想される反対者の発言機会を奪うという、なんともうれしい一石二鳥的な効果があるのです。結果的には発言直後の賛成意見は、その発言を二倍、三倍へと引き上げてくれるのです。だから、もしも仮に反対意見が出てきたとしても、他の参加者に与える影響度は低くなってくるのです。
みなさんも、会議で自分の意見を通さなければいけない場合は、まず、根回しから始めるように心がけてください。日本の政治家の人たちは、この効果をよくご存知であるから、早い時期から根回しをいているのです。お手本は、身近な環境にあるということです。

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