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2013年1月31日木曜日

おしゃべりな人の性格

おしゃべりな人ほど内心は甘えん坊で、人から親切にされたり、やさしくされたり、おでてられることで弱さをみせます。これは、フロイトの性格形成に照らし合わせてみると、「口唇愛期的性格の人」と言います。フロイトによると乳幼児期(口唇愛期)になんらかの理由でこだわりをもって育てられたことに原因があり、その原因によって形成される性格であるといわれています。このような性格の人は、大人になっても赤ちゃんのような性格の持ち主だと思えばよいのです。赤ちゃんは全面的に母親に依存し、母親のおっぱいに口をあてて栄養補給をしているのです。赤ちゃんの口が快感を得るすべてのものなのです。これからわかるように、この性格の人は人に対する依存心が非常に高く、人から愛されることに敏感なのです。そして特徴としては、人から愛されたいという強い願望をもっていることです。一般的に世話好きで面倒見がよく、絶えず口を動かしていなければ落ち着かないでいる人、つまり、しゃべったり、食べたりすることが好きな人といってよいでしょう。
例えば、初対面であるにもかかわらずよく話をする人は、自己主張が強い人間に見えますが、実はその深層心理には強い依存性が隠れているのです。だからおしゃべりな人との間には人間関係が作りやすいのです。つまり、恋愛関係においては口解きやすく、セールスマンから商品を購入するよう口説かれたら買ってしまうタイプの人間なのです。
ひとつだけ注意する点があります。それは、口説きやすそうにみえても赤ちゃんのようにわがままなところがあるということです。これだけは覚えておいてください。

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