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2013年2月2日土曜日

性格別交渉術1

世の中には交渉・説得をしなければならない場面によく出合います。その時になって困らないような交渉術というものが心理学にはあるので、どのようにすれば効果をあげられるのかをお話し致します。
相手の性格・タイプによって説得する方法が効果的であるのでここでは順を追って説明します。
①物事に関しての割り切り方がいい人。このような性格・タイプの人は、情報を小出しにして伝えるよりも、一気に全ての情報を伝えることが効果的です。このような人は決断力が普通の人の何倍ももっているため、決断が早いのです。最初の情報で決断するタイプなので、グズグズと情報の提供を惜しんではいけません。ですから、早めの話し合いで、話し合いも一発勝負であると考えてよいでしょう。
②物事に関して細かい人。このような性格・タイプの人は、話し合いは何回も回数を重ねてするほうが良いでしょう。一挙に情報を伝えてはいけません。なぜなら、このような人は、関心が広く、何事においても自分自身が知らなければ気が済まないという性格を持ち合わせておりますので情報は小出しに留めておくのです。そうすれば、もっと情報がほしいという心理が湧き上がり、あなたとの話し合いを心待ちにするからです。
③自尊心の高い人。このような性格・タイプの人は人から説得されることを極端に嫌います。ですから、人から進められて決定したのではなく、自ら決定したと思わせなければいけないのです。このように自分自身で決めたというように話を進めるには少しばかりコツが必要です。例えば、十分に資料をそろえた上で十分に検討してもらい、その上で選択、決定をしてもらえるといったような説得工作をすることが重要です。

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