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2013年1月5日土曜日

スリーパー効果

あの手この手で、いくら手をつくしても、なかなか恋愛が進展しない。そんな展開になってしまったときには、とりあえず放っておいてしまうこともひとつの手です。
人を説得する場合、その効果が早急に現れるとはかぎりませんが、1、2週間と空白の期間を作ることで効果が現れることがあります。これを心理学では「スリーパー効果」と呼んでいます。これは、時間の経過によって、説得の際の話の内容が単純に情報として相手に理解されるようになるために起こる現象です。我々は人の話を聞くときには、相手のしぐさや態度、表情といった情報と、話の内容の情報を一緒に受けています。しかし、時間が経過すると、話しをした人に対する情報と、話の内容とが分離してしまって、話の内容のみでの判断が下せるようになるからです。
このように、冷却期間をおいてスリーパー効果が現れる頃を見計らってから説得を再開するほうが賢明ではないでしょうか。
重要なことはひとつ。相手に対する好意の感情は、できるだけはっきりと伝えておくこと。そうすることで、相手が眠りから醒めれば、思いも寄らぬ進展がとげられるかもしれません。

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