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2013年1月29日火曜日

カリスマ効果

ビジネスマンはいつもどこかで何かの選択や決断をしています。そして、このような選択・決断には常に難しさを伴うものです。なぜなら、問題解決における対策案には、たいてい一長一短があって決断するにはかなりの勇気が必要になってくるのです。そこでは、たいていの人が悩みに陥り、どちらにしようかと判断に窮するのです。そんな場合は、自分の心の赴く方の選択をすることが重要です。そして、自分が選択した決断に関して、自分の信念をもって進めていくのです。
カリスマと呼ばれている人たちは、常にこのように、自分自身の信念の正しさを絶対的な確信をもって主張をされているのです。普通の人は、自分のやっていることに少なくとも疑問をもっているため、その分だけ言葉の主張には迫力が欠けています。しかし、カリスマ性をもった人は、全く疑問をもっていないため、自分自身の正しさを相手に強力に訴えることができるのです。そうすることで、相手の周辺は、その自身に満ち溢れた言葉や行動力を目の当たりにして、あれだけ自身にあふれているからきっと正しいに違いないという思いを植えつけられるのです。その結果として、カリスマ性を持つ人に従うようになるのです。これを心理学では「カリスマ効果」と呼んでいます。
これは相手を動かす心理として、とても参考になります。交渉などで決断を迫られたときに、迷ったとしても、自分の心に感じる良いと思ったほうを選択し、決定をし、自信を持って主張するのです。こちらの決定が絶対であると主張したときから、相手の心がこちらの主張に動き始めます。

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