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2013年1月19日土曜日

部屋の広さの心理効果

会議を行う場合、みなさんはどれくらいの広さの会議室で打ち合わせを行っていますか。会議室の広さによって打ち合わせの結論が厳しくなったり、安易になったりするということがあるということをご存知でしょうか。
十人程度の参加者で打ち合わせを行ったと想定します。そのとき、広くてゆったりとした部屋を使用するのと、狭くて込み入った部屋を使用するのでは、同じメンバーであっても会議自体が違ってくるといわれ、結論も大きく変わってくるといいます。一般的に男性が集まって小さな部屋で話し合うと、お互いが攻撃的になってしまい、競争しあうようになります。つまり、本音を出し合って活発な意見交換が行われるので、よりスピーディにかつ、厳しい結論の終結に向います。重要な案件についての打ち合わせは、狭くて込み入った部屋がお勧めです。これとは反対に広くてゆったりとした部屋で打ち合わせると、ゆったりと快適な気分になってしまい、対立的な意見交換が起こりにくくなります。なごやかなムードのまま会議が進みますのでどうしても安易な結論で落ち着くようになります。定時の進捗会議などはこれでよいのですが、重要な案件で早急に結論を出さなければいけないときには向いていません。
また、あなたが主催者で自分の思惑どおりに会議を誘導していきたいのなら、空間が広くてゆったりとした感じの部屋で会議をすることがよいでしょう。なぜなら、参加者は対立的意見を述べる雰囲気ではなくなるからです。

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