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2012年11月14日水曜日

断り言葉の心理

みなさんのなかには相手を誘ったときなどにお断りの言葉を頂戴したことがある人がいらっしゃると思いますが、その言葉の内容から相手の心理状態を理解することができるということはご存知でしょうか。
例えば、大好きな人をデートに誘ったとしましょう。お断りの理由が「その日は母と約束があるから残念です。」とか、「その日は、いなかの母が上京してくるので都合がつかない。」とか、「その日は病院の予約が入っているのでいかないといけない。」と言ったような理由であれば、少しばかりの可能性はありますが、「その日は親戚のお見舞いにいかなくっちゃいけない。」とか、「その日は遠方に用事があって。」と言ったような断り方なら全く可能性はありません。
言葉の内容を少しばかり分析してみましょう。
最初の3例については、何かをするという具体的な内容を添えて断っています。この場合は、正当な理由があるために断るという状況説明を言葉に出していますので、本当に都合がつかないのであるので、次回の機会にチャンスがあります。後の2例は、何をしに行くのか、理由がハッキリしないで断っています。この場合は、キッパリと「あなとと一緒に行くのはイヤです。」という言葉の裏返しなのです。
人間の心理というものは、どこかにあらわれるものなんですね。

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