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2012年11月16日金曜日

最小の原理

恋愛は惚れた方が負けと言います。惚れた方は相手との関係を失うことを恐れて、何でも相手の言いなりになってしまうからです。この場合、主導権は一方の手のなかにあるといっても過言ではありません。これを心理学では「最小の原理」と呼んでいます。最小の愛が最大の力を振るうことができるということです。相手が大好きであればあるほど、相手の言いなりにならざるをえない状況に陥ってしまうのです。最大の愛が最小の力となってしまうのです。困ったものです。しかし、このようなカップルの愛情には無理があるということがわかります。心理学でいう「好意の互恵性のバランス」がとれていないからです。最初は愛情でこのバランスを保とうとカバーしますが長続きはしません。ある程度の時間がかかると思いますが、インバランスな状態から抜け出そうとする力が働きだすのです。

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