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2012年9月6日木曜日

心理動作の探求について

人間とは、不思議な生き物です。表情や言葉の裏には、いろいろ隠そうとしていても、本人の知らないうちに心の動きが動作となってにじみ出てくるものなのです。
たとえば、心のなかでは、嫌っている人や一緒にいてもつまらない人に対しては、無意識のうちにその人を避けようとしたり、視線を合わさないような動作をしてしまいます。
また、逆に好意がもてる人や、一緒にいて楽しく感じさせる人に対しては、好意を伝えようとして、熱いまなざしを送ることがたびたびあります。
動物の世界では、相手を見るという行為自体が、攻撃を行うということを意味しており、これを人間の世界にあてはめると、目を合わせないような行為を行うことによって自分は無害であなたにとっては敵ではありませんよということを相手に伝達しようとする合図を送ります。
電車の中で酔っ払って他人に対して迷惑行為を行っている人なんかを見ると、普通は視線を逸らせて、自分には関係がないので係わり合いにはなりたくないといった行為をとるのではないでしょうか。
その時、相手に視線を合わすこととなれば、相手に不快感を感じさせ、敵意を引き起こして、自分に攻撃の手を伸ばして来るからです。
このように、人間とは知らず知らずの動作のうちに秘められた本当の心の動作を読み取り、これを理解することができるなら、仕事や恋愛などに役立ててることができるのではないでしょうか。
ちょっとした、人間の心理動作を探求していくことにしましょう。

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