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2012年9月21日金曜日

筆跡から性格判断

あの人の筆跡は達筆であるが、この人の筆跡はまるでミミズが這った跡のように見える。といったような論評をどこかで聞いたことがありませんか。人の筆跡には人間の性格やその時の心理状態が明確に刻まれます。もちろん、あわてて書いたり、普段使わないような漢字を書いたり、不慣れな筆記用具を使ったりすれば、いつもとは違った文字になることもあるでしょう。しかし基本的には、筆跡というものはそんなに変わるものではないことを憶えておいてください。
最近では、パソコン、スマートフォンなどからの文字入力があたりまえになっているため、なかなか肉筆の文字を見る機会がありません。書く文字には、書いた人間の性格が現れますので、相手の性格を推し量る機会が減少していることは誠にもって残念で仕方ありません。
それでは、この筆跡とはいったい何なのかを考えていきたいと思います。
これは、文字の大きさ、形状、形態、筆圧、方向、速度、連続性、秩序などなど、いろいろなところから総合的に判断していきます。
肉太で大きく、ささっと速く書かれた文字は、外交的で活発な正確を現します。
筆圧が弱く、規則的な小さく書かれた文字は、デリケートで神経質な性格を現します。
角張ってがっちりしたした形態で書かれた文字は、知的で、秩序を好む律儀的な性格を現します。
続き文字や、省略文字が多く、のびのびとした感じで書かれた文字は、教養があり、適応性に富んだ性格を現します。
これらが全て当てはまるわけではありませんが、文字にはその人の経験や知性、感性、性格が出てきますので、ある程度は判断できるといっても過言ではありません。
一度、あなたの想い人の肉筆を覗いてみてはいかがでしょうか。

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