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2012年9月13日木曜日

声と心理状態

自分に自信を持っている人やプライドを高く持っている人は、いつも胸を張って堂々と大きな声で発言します。
それとは反対に、自分に自信のない人や、プライド意識の低い人は、なぜかいつも下を向いて人と視線を合わさないように小さな声で発言します。これは、そのときの心理状態が声となってあらわれるからです。
人間とは不思議なもので、無理ヤリ胸を張って堂々と構えると、自然と声も堂々たる大きなものに変わって来て、まわりから見る目も、良い方に評価も上がります。一方、せっかく良いことを言っても、下を向いた姿勢で人と視線を合わさずに小さな声で話していると、何だこの人はまともにしゃべれないのかといったように、発言内容よりも、声の大小で評価されることがあります。これらのように、声ひとつで、その人の評価につなげますので、大きな声で発言することで、発言内容が多少良くなかったとしても、相手に対する印象評価が高くなることは間違いないでしょう。
興味深いことに、大きな声を続けることにより、良い心理状態に変わって来るということです。
例えば、車を販売するセールスマンを考えて下さい。大きな声で話す人と、ボソボソと小さな声で話す人と、どうです、やっぱり、堂々と大きな声で車をセールスしてくれる人の方が、安心して契約をまかせることがでるでしょう。
これからは、あなたが落ち込んだときや、つらいことがあったときなどの心理状態が悪いときには、背筋を伸ばして堂々として、大きく口を開けて大きな声を出するこで、いち早く悪い状態から、良い状態へと変わって下さい。

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