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2012年9月24日月曜日

イヤな顔は自然と現れる

世のなかには嫌いな人、苦手な人、話しても退屈な人、いろいろな人たちがいます。
できれば苦手に思っている人に接しないにことに越したことはありません。でも、社会人ならそういう人たちでも、仕事の相手となれば話は別です。イヤでも話をしなければいけません。あからさまにに、イヤな顔もできないなが、そうかといって笑顔で接することはなかなか難しいことです。感情のある人間には嫌いな人と話すときに、まったくイヤな表情をしないでいるということは相当困難な事柄です。
一度、嫌いな人に会ったときの自分の表情をビデオ撮影して自分自身をよく観察をしてみるとわかりますが、一瞬ではあるが、イヤな表情を必ずしていることがわかります。人はすぐに表情を変えるので、そのときの一瞬の表情を0.4秒以内に変えれば相手にはわかりません。人は相手の表情を読み取るのに0.4秒以上の時間がかかるのです。自分では相手に表情を隠しているつもりであっても、往々にバレていることがあります。
これも、ノンバーバル・コミュニケーションのひとつですから、意識的に相手を注意深く観察することでわかるようになります。
反対に、好きな人、話しやすい人、尊敬している人と話しをする場合は、自然とキラキラとした表情を打ち出してしまうものです。こちらの場合は、心の赴くままの表情をしていますので、美しく感じられます。
苦手な人と話す場合には、尊敬している人の顔を思い浮かべて、その人と話しをしているように一種の自己暗示をかけることにより、イヤな表情を出さないようにする方法もあります。
イヤな顔を一瞬で変えるより、イヤな顔を出さない努力の方がすばらしいことではないかと考えていますが、みなさんなら、どちらを選ばれますか。

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