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2012年10月14日日曜日

好意の互恵性

本命の彼がいたのに、別の彼から告白されて、告白された彼と付き合うようになったのですといったような経験はありませんか。女性は本来、特別な好意を持っていない相手から愛の告白をされた場合に、その人に好意を寄せる行動を、対人心理学では「好意の互恵性」と読んでいます。人は自分を好きになってくれる人に好意を寄せるわけです。
好意の互恵性について下記の実験を行った心理学者がいました。
互いに見ず知らずの四人が一組のグループになり、いろいろな課題についてのディスカッションを行うといった実験です。ディスカッションを行う前に、各人個別に性格診断を行い、結果をひとりずつ知らせます。そのときの余談で「一緒のグループのAさんは、性格診断から見てあなたに好意を持つと思いますよ」と個別に伝えるのです。さて実験を始めます。何回かのディスカッションの後、「次は二人だけでのディスカッションを行いたいと思います。そこで、だれと一緒に行いたいか教えてください。」と質問して、誰に好意をもったかを調査します。その結果、三人ともAさんを指名する結果になりました。
みなさんも恋愛においては、まず第一に好きな人には好きであることを告げることが大変重要であるということがおわかりいただけたでしょうか。

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