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2012年10月9日火曜日

ロミオとジュリエット効果

反対されれば反対されるほど恋愛の情熱が高められるという恋愛の心理をロミオとジュリエット効果と言います。親に反対されても、いくつもの苦難を乗り越えて真実の愛を追究することは、第三者から見ても実に微笑ましいことです。しかし、本当に燃える恋を貫いたとお思いでしょうか?いいえ、それは心理的なメカニズムのほうが先になったのではないかと考えます。親の反対があったからこそ恋愛感情がより強まったと思います。恋愛において親の一言には気持ちを変える影響力はありません。親の一言が原因で、これをきっかけとして、気持ちの反発が芽生えます。この反発精神こそが恋人への愛情に傾いていくのではないでしょうか。親の強い反対が、逆に愛情を深めるエネルギーに変換されていくと考えます。
親の立場からすると、本当に愛し合っている二人に、最後の愛情確認をするために試練をあたえるということで、ワザと反対をしてもよいのではないですか。親の反対でくじけるような恋愛ならサッサと終わらせればよいし、反発して今以上の愛情を増やせるなら、それに越したことはありません。

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