Translate

2012年12月16日日曜日

心を開けるテクニック

とあるビジネスの場面において、ピリピリとした空気が漂っている中、取引先相手の担当者と自分とで、一進一退の駆け引きを行っていることなど多々あると思います。話が全く進展していないなか、お互いの緊張感がマックスハイテンションに高まっており、今まさに、どちらかの意見に決定しなければいけない状況に陥っているときに、突然相手の方から「ところで、お子さんはいくつになられたのですか」と聞かれ、その一言で緊張高まる場がなごむということがあります。
人は、自分の身内や親しくしている人について触れられると心が動かされるのです。そして、触れた相手に対してもその感情を共有することになります。この場合は、子供のことについての一言がそれにあたります。この一言から、協調性や連帯意識をもつようになり、いままでは相手に反発していた感情も、一気にやわらげられるのです。うまくいくと、お互いの妥協点を見出せるようになってくるのです。
営業のプロの方なら、こういった手法をよくご存知です。おそらく、心理的な協調性や連帯感については、実践的に捉えられているからこそ、このようなテクニックを使われるのでしょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿