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2012年12月18日火曜日

プライバシーの自己開示

あまり親しくない人から「個人的なことで少し相談にのってほしいのです。」と言われた場合、あなたならどうしますか。
とりあえず、自分に対して信頼をして相談されたのでうれしく思いますか。それとも、個人的な相談は気が重く感じられるのでめんどうだと思いますか。おそらく、両方の感情を感じると思いますが、それでも「相談にはのれません。」とは言えないでしょう。通常、特に親しくしていない人から個人的な話をされると相手のプライバシーを共有したという意識から急に親しみや好意を感じるようになってくるのです。また、相手が自分に対する信頼度があるということが打ち明けられることで一体感も増大します。打ち明け話は、プライバシーの自己開示にあたりますので、好意と相互性を持っています。そして、その好意が相手のプライバシーの自己開示を促します。これで、お互いがプライバシーの自己開示をすることにより、より好意を増大させることになり、やがて親しくなっていくようになるのです。
大事なことは、仕事上であれ、個人的であれ、この人と思う人に出会ったら、自らプライバシーの自己開示をすることです。そうすることで、一歩進んだ親しい間柄、関係になっていくこと間違いなしです。

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