Translate

2012年12月22日土曜日

最初の失敗を取り戻す方法

人と人の出会いは第一印象で大方が決まるということは以前お話ししたことがあります。しかし、最初の出会いの時に、自分の体調が悪かったり、緊張したり、睡眠不足でボンヤリして初対面で好印象を作れなかった場合はどうでしょう。もう、その相手の人に対しては好印象を作れないのでしょうか。人は一度失敗をすると、それが心理的にマイナス感情となり、次に会ったときも緊張してしまい、失敗を繰り返すことになりがちです。そういうときこそ、あきらめずに相手の人に接触を図るのです。顔をあわせる回数を頻繁にすることにより、親しみを増やすという心理学の法則を使うのです。
但し、マイナス効果もあるので注意しなければいけません。第一印象が悪いと、顔を出せば出すほど悪い印象が強められるケースがあるからです。このように最初の印象が後々まで尾をひくケースを「初頭効果」といいます。
また、反対に、新しい情報の方が強い印象を与えてイメージを一変させることを、新しくて近いほうが優先する「新近効果」といいます。最初の失敗を取り戻すには、この「新近効果」を使うのです。ここでは、最初の失敗を頭の中から追い出すことから始めます。そして、最初のときとは違ったイメージを作って新たなる気持ちで相手に対峙するところから始めて下さい。そうすれば、あなたの悪いイメージが払拭されて、新しい良いイメージで迎えられることになるのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿