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2012年12月3日月曜日

腕組と足組

足や腕を組む動作は、身体を包み込むようにして自分を守ろうとする防御的なサインです。つまり、自分を外の世界から防御して外からの刺激を拒絶するという心理的姿勢が身体に表出したものです。
例えば、こちらが話しをしているときに、相手が腕組をしたり、足組をしたりする行動をされたなら、話しているこちらは、あまり気分がいいものではありません。せっかく親身になって話をしているときに、このような動作をされては、たまったもんではありません。足や腕を組んでいる本人には、自覚はなくとも、身体で拒否反応を起こしているので、少なくともこちらの話を聞き流そうとしています。これでは、いままで作り上げてきた人間関係をこわすことになりかねません。
また、腕組と足組の違いですが、腕組は「断固拒否」というサインであり、足組は「他の人はそうであっても自分は拒否する」という少し軽めの拒否サインです。
これから、腕組足組をするときは、相手と話しをしているときにはしないでください。自宅やホテルのロビーなど本人がくつろいでゆったりしているときにしてください。

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