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2012年12月31日月曜日

姿勢同調シンクロニー

人とコミュニュケーションしていても、何か話しがかみ合わなかったり、話のテンポがズレてしまったりすることはありませんか。どうもこの人とはうまく話せないと少しでも感じた場合には心理学でいう「姿勢同調シンクロニー」を実践してみてはいかがでしょう。どうすれば良いかというと、相手のしぐさをまねてみることから始めます。
例えば、「いや、それはちょっと違うのではないかな」と相手が腕組みをしたら、少し間をあけてから自分も相手と同じように腕組みをしながら「そうですか、自分は同じだと思うのですが」といったようにしぐさをまねるのです。相手が飲み物に手をつけたら同じように少し間をあけて自分も飲み物を飲むのです。さりげなく相手の動作に合わせるようにすることがコツです。
仲の良い者同士のコミュニケーションの場合、二人の動作は非常に一致するものです。これは、お互いが一瞬のうちに相手の動きに反応することで自然と生じるものなのです。これを心理学では「姿勢同調シンクロニー」と呼んでいます。この原理を応用することで話がかみ合わない相手とのコミュニケーションもスムーズに成し遂げられるのです。実は、相手のしぐさをまねることによって、だんだんと相手の会話や動作のテンポがあってくるようになるのです。テンポがあってくればしめたものです。二人の間に共通のテンポが生まれて、相手もその流れに乗ってきてどんどん会話がはずむようになってくるからです。とにかく相手のしぐさをまねることから始めましょう。

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